びわこを使って湯洗いすれば洗剤なしで食器がきれいに洗えます。
そう謳っている通り、軽い油汚れは水洗いで十分ですが、頑固な油汚れには少量の石けんをつけることもあります。
びわこふきんは、料理研究家の有元葉子さんの著書「使い切る」で知りました。
ベターホームの料理教室でも使われています。
びわこふきんを調べてみるとその誕生には暗い背景もありました。
かつての琵琶湖は、工場排水や家庭排水による洗剤によって環境汚染が深刻化し、琵琶湖を守るための市民運動が広がりました。環境保護への強い思いからびわこふきんが誕生しました。
意外なことに、びわこふきんは琵琶湖のある滋賀県ではなく、愛知県で生まれました。
以前読んだ記事には、びわこふきんは社長と従業員3名によって作られていると書かれていました。そのため生産できる量には限りがあります。
今使用しているびわこも最後まで大切に使い切りたいと思います。